東京・明治座で本日<4月20日(土)>、“銀河鉄道 999 劇場版公開 40 周年記念作品 舞台『銀河鉄道 999』 さよならメーテル〜僕の永遠”の公開ゲネプロが開催。原作・総監修の松本零士さん、中川晃教さん、凰稀かなめさん、前山剛久さん、矢沢洋子さん、木下晴香さん、美山加恋さん、お宮の松さん、松下由樹さん、平方元基さんが出演。
ゲネプロ後に主要キャストが勢ぞろいした記者会見で松本零士さんは、「銀河鉄道999は私の実体験や少年の頃の夢を託した作品です。18歳で北九州 から上京して、片道切符だからもう帰れないわけです。鉄朗といっしょです。今回の舞台、皆さんの演技をはじめ本当に素晴らしいです」などと力強く述べた。
本作は2019 年 4 月 20 日から東京・明治座、同5 月 10 日から大阪・梅田芸術劇場メイン ホールにて上演致される。
本作は 2018 年 6・7 月に上演し好評を博した舞台『銀河鉄道 999』〜GALAXY OPERA〜のその 後を描く新作。脚本・作詞に石丸さち子さん、演出には東宝演劇部所属の落石明憲さんを迎え、映像演出はムーチョ村松さんが続投。最後の敵との戦い、そしてメーテルとの別れを軸に、松本零士さん総監修のもとに、オリジナルストーリーを交えて新たな展開を描写。本作の主人公で母を殺した機械伯爵への復讐を遂げ、新たな夢を抱いて宇宙の旅を続ける星野鉄郎役の中川晃教さんをはじめ、宇宙を駆ける女海賊クイーン・エメラルダス役の凰稀かなめさん、機械伯爵の恋人リューズ役の矢沢洋子さん、クリスタルの身体をもつクレア役の美山加恋さん、銀河超特急 999 号車掌役のお宮の松さん、アルカディア号で大宇宙を駆けめぐる宇宙海賊キャプテン・ハーロック役の平方元基がさんが2018 年版に引き続き出演。鉄郎と共に旅をする女性メーテル役には木下晴香さんと伊波杏樹さんがダブルキャスト、鉄郎の母を射殺した冷酷な機械伯爵役には、人気急上昇中の前山剛久をさんを迎えた。また 2018 年版アンタレス役の塚原大助さんがメーテルの父で、プロメシュームのかつての夫ドクター・バンの声を担当し、メーテルの母にして鉄郎の最大の敵プロメシューム役には、先日体調不良によりやむを得ず降板 となった浅野温子さんにかわって松下由樹さんと豪華キャストが揃った。なお今回のゲネプロでのメーテル役は木下晴香さんが演じた。
映像やライティングを駆使し創り上げるファンタジーな宇宙空間には、『銀河鉄道 999』を知る人も知らない人も、引き込まれること間違いなし。映画とは異なる、夢を追い続け宇宙の旅を続ける鉄郎の結末に注目。
なおアフタトークショーの日や、バックステージツアー付きプランなども見逃せない。
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機械の体になって永遠の命を手に入れるため、人間狩りで殺された母の仇を討つため、謎の美女メーテルから999号のパスをもらい、一緒に旅立った星野鉄郎。要塞時間城へ辿り着き、母を殺した機械伯爵への復讐を遂げた。鉄郎は、様々な出会い、生身の人間や機械化人たちとの触れ合いによって、限りある生命の美しさに気づき、機械の体をタダでくれるという星を破壊してしまいたいと、新たな想いを抱く。旅を続ける鉄郎を終着駅・惑星大アンドロメダで待っていたのは、機械帝国の女王であり、クイーン・エメラルダスとメーテルの母であるプロメシュームだった。
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