
IWC
ポルトギーゼ クロノグラフ
石田氏はプライベートで装着していた時計について、「12年前のモデルですが、現行品のデザインも変わっていません。普遍性。
細部の違いはあります。文字盤の仕様です。現行モデルはインデックスの数字などが植文字ですが、この当時は叩き出しという、文字盤裏から立体的に叩き出されています」(石田氏)
IWCのポルトギーゼといえば、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがプライベートで愛用していることでも知られています。敬愛する黒人音楽ブルースをルーツに、1960年代より一貫性のある音楽をクリエイトしてきた頑固なキースらしいセレクト。ジャーマンチックな質実剛健なつくり、無駄をそぎ落としシンプルさを突き詰めたデザイン性も大きな魅力です。時計はその人を雄弁に物語る静物。誠実さ、実直さを伝える、いい時計だと思います。

石田憲孝
Noritaka Ishida
・BEST新宿本店、Ishida表参道をはじめとする時計の正規品専門店を運営するベスト販売代表取締役社長。スイス・バーゼル市で商談中のワンシーン(2015年)
IWC
ポルトギーゼ クロノグラフ
石田氏はプライベートで装着していた時計について、「12年前のモデルですが、現行品のデザインも変わっていません。普遍性。
細部の違いはあります。文字盤の仕様です。現行モデルはインデックスの数字などが植文字ですが、この当時は叩き出しという、文字盤裏から立体的に叩き出されています」(石田氏)
IWCのポルトギーゼといえば、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがプライベートで愛用していることでも知られています。敬愛する黒人音楽ブルースをルーツに、1960年代より一貫性のある音楽をクリエイトしてきた頑固なキースらしいセレクト。ジャーマンチックな質実剛健なつくり、無駄をそぎ落としシンプルさを突き詰めたデザイン性も大きな魅力です。時計はその人を雄弁に物語る静物。誠実さ、実直さを伝える、いい時計だと思います。
石田憲孝
Noritaka Ishida
・BEST新宿本店、Ishida表参道をはじめとする時計の正規品専門店を運営するベスト販売代表取締役社長

第一回目は、ismでもすっかりおなじみの時計の大規模正規時計専門店「BEST新宿本店」や「ISHIDA表参道」を経営する母体企業の代表取締役社長 兼 CEOである石田憲孝さんに登場願った。2014年11月7日、NHKホールでお会いした石田さんは、装着していた私物の時計について、「ブランドや価格でははく、自分を高めてくれる変身ベルトのような素敵な存在として買った時計はいくつかありますが、このジャケ・ドローほど美しいと感じる時計を僕は知らない」――。

ジャケ・ドロー
グランセコンド マリンクロノメーター
ホワイトゴールド・ケース・クロコストラップ。88本生産されたうち、石田氏の私物はシリアルナンバー33番。ポーセリン(陶磁器)を思わせる美しいエナメルダイヤル。
シリアル番号がダイヤルにプリントされており、1点ずつていねいに仕上げられたことを物語る。12時から6時位置に傾斜しており、風防面もケースに沿って斜めに。オフセンターのベゼル、アンバランスなボルトといいアシンメトリーさも魅力。
石田氏は続けて、「グランセコンド マリンクロノメーターに一目惚れしました。このモデルを購入することが、弊社でジャケ・ドローの取り扱う動機となりました。努力せず、または妥協して買った品物は、えてして使わなくなっていくものが多い。素敵なものは努力して手に入れるべき。それこそがプライスレス。このジャケ・ドローが教えてくれたことです」と述べた。
第一回目は、ismでもすっかりおなじみの時計の大規模正規時計専門店「BEST新宿本店」や「ISHIDA表参道」を経営する母体企業の代表取締役社長 兼 CEOである石田憲孝さんに登場願った。2014年11月7日、NHKホールでお会いした石田さんは、装着していた私物の時計について、「ブランドや価格でははく、自分を高めてくれる変身ベルトのような素敵な存在として買った時計はいくつかありますが、このジャケ・ドローほど美しいと感じる時計を僕は知らない」――。
ジャケ・ドロー
グランセコンド マリンクロノメーター
ホワイトゴールド・ケース・クロコストラップ。88本生産されたうち、石田氏の私物はシリアルナンバー33番。ポーセリン(陶磁器)を思わせる美しいエナメルダイヤル。
シリアル番号がダイヤルにプリントされており、1点ずつていねいに仕上げられたことを物語る。12時から6時位置に傾斜しており、風防面もケースに沿って斜めに。オフセンターのベゼル、アンバランスなボルトといいアシンメトリーさも魅力。
石田氏は続けて、「グランセコンド マリンクロノメーターに一目惚れしました。このモデルを購入することが、弊社でジャケ・ドローの取り扱う動機となりました。努力せず、または妥協して買った品物は、えてして使わなくなっていくものが多い。素敵なものは努力して手に入れるべき。それこそがプライスレス。このジャケ・ドローが教えてくれたことです」と述べた。