バーゼル2013/ダニエル・ロート氏
今回、スイスで、アブラアン・ルイ・ブレゲの再来と称えらる天才時計師、ダニエル・ロート氏をインタビュー及び撮影させて頂きました。
ブレゲ再興の際、トゥールビヨンという時計の重力補正装置を、現在のように腕時計サイズに縮小して実用化に導いたのがロートさん。
現在は一人の時計師でいたいという熱い思いから、奥さんと長男、本人の名を冠したジャン・ダニエル・ニコラというブランド名で、二分間で一周するトゥーミニッツトゥールビヨンを作っています。設計、パーツ製作、組み立てまですべて、ロートさん一人で行われる至高の逸品。
その最新作を拝見しました。ケース形状は、かねてからそう思っていたのでご本人に確認すると、やはりバイオリンがモチーフ。素材はプラチナ。
このオブジェダール=芸術的オブジェは、なんと日本へ。ismブランド腕時計ガイドでもおなじみの正規代理店、シェルマンが扱います。
なおラウンド型もあり、ご覧の写真は、当日ロートさんが着けていたものです。