オメガ/ローリング・ストーンズのサウンドトラックを使用したTVスポット
スタート・ミー・アップ! オメガがローリング・ストーンズのサウンドトラックを使用したTVスポット広告を発表。
オメガは、ロンドン大会に向け、ブランドが誇る豊かなオリンピック経験とオリンピック・ムーブメントの中心となる、素晴らしい瞬間を称える世界的な広告キャンペーンを展開します。
30秒版と60秒版で制作されたテレビコマーシャルに登場するのは、中国人飛込み選手である邱波、米国人競泳選手ナタリー・コーグリン、英国人七種競技選手ジェシカ・エニス、米国人短距離選手タイソン・ゲイ(上の写真)、南アフリカ人競泳選手チャド・ル・クロス、米国人棒高跳び選手ジェン・サーというオメガのブランドアンバサダーを務めるオリンピック候補選手陣です。それぞれの選手の日頃の様子と全体的なパフォーマンスを方向付ける競技前の重要な一分一分、一秒一秒に集中する彼らの姿に着目したコマーシャルとなっています。
サウンドトラックを担当するのは、オリンピック年の今年50周年を迎えるロンドンの最も代表的な音楽グループ、ローリング・ストーンズです。脈打つような出だしのギターリフを聞けばすぐにそれと分かる1982年のヒット曲「Start Me Up」を有名プロデューサーのドン・ウォズがリミックス。世界のトップアスリートたちにふさわしい風景を描き出します。
「スポットの撮影は、スケジュールもロケ地も非常に大掛かりでした。しかし、結果としてパワフルかつエモーショナルなものになり、仕上がりにはとても満足しています」。オメガの社長であるステファン・ウルクハートはこのように述べ、さらに「ローリング・ストーンズはロンドンで最も権威あるバンドです。私たちは、30年にわたって世界中で愛されてきた名曲に新たな命を吹き込んだこのリミックスに興奮しています」と続けました。
撮影は、エニスとサーがNFLマイアミ・ドルフィンズの本拠地である座席数75,000のサンライフスタジアム、マイアミローイングクラブの地元ボート選手とアーチェリーのオリンピック候補選手はキービスケーンのマイアミマリンスタジアム、邱波はフォートローダーデール水中競技場の10メートルの飛込み台、タイソン・ゲイは練習のパートナーを務めているオーランドのピュアアスレチックスの選手たちとともにマイアミのカーティスパーク(Curtis Park)、コーグリンとル・クロスはランソム・エバーグレーズ・スクール(Ransom Everglades School)の新しい水中競技場というように、2012年1月下旬に南フロリダで5日間にわたり5つの場所で行われました。
「本当に楽しい1日でした」。コーグリンはランソム・エバーグレーズ・スクールでの撮影をこう振り返るとともに、「水泳では計時によって全てが決まります。オメガファミリーの一員になれたことを非常に誇らしく思っています」と述べています。
「今回の『広告』に参加できたこと、そしてオメガのアンバサダーに指名されたことは大変な名誉であり、他の素晴らしい選手たちと並んで今回のキャンペーンに起用されたことをとても光栄に思っています」。エニスはこう述べています。
「チームメイトのみんなと素晴らしい時間を過ごすことができました。笑いと冗談にあふれた楽しい時間でした。彼らと同じ経験を分かち合えて本当に良かったです」。ゲイはマイアミでの撮影をこう振り返っています。
ル・クロスは撮影での経験について、「アメリカを訪れたのは初めてでしたが、帰国したくないと思いました。本当に美しい場所でしたし、学校も施設もそれは素晴らしいものでした。撮影現場に立つのは全く初めてでしたが、慣れるだろうと思います」と語っています。
サーは、マイアミでの撮影を「オメガのスタッフは、全く落ち着かない雰囲気の中で私がリラックスできるよう、世話を焼き、支えとなってくれました」と振り返り、「現場の人数から撮影の準備まで、今回の撮影には途方もない労力がつぎ込まれています」と述べています。