ピアジェのクラフトマンシップ
ジュウ山脈の小さな村でピアジェ創業者ファミリーの家がいまも残る ラ・コート・オ・フェのムーブメント工房に行きました。
ジュネーブでは、デザイン、宝石のセレクト、ケースの削り出しから研磨仕上げに至るまでを行なっています。繊細で極少なブレスレットのパーツ、ネジも、ピアジェのスペシャリストたちが、ここで作り組み上げられます。どのセクションも清潔で温度管理等も万全。ウッドがふんだんにつかわれ、現社長も皆と一緒に昼食をとるエレガントなレストランも備えます。広大で美しく料理もおいしい。
ピアジェがいかに社員を大切にする会社であるか伝わってきました。
一方、ジュネーブから車で2時間弱、時計のムーブメントを組み上げるラ・コート・オ・フェの工房。羊飼いの丘という地名のとおり、道路に羊飛び出し注意の標識も残り十九世紀のまま時が止まっているかのような気になります。