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カテゴリ:モンブラン( 5 )

ヒュー・ジャックマン、シャルロット・カシラギが出席 モンブラン 110周年ガラディナー開催

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スイス・ジュネーブで開催された時計見本市、ジュネーブウォッチサロン2016(SIHH2016 / the Salon International de la Haute Horlogerie) 初日夜(1月18日)に、モンブランブランド創業110周年を記念したガラディナーが開催されました。

1906年以来脈々と受け継がれて きたモンブランパイオニアスピリットを、当時隆盛を誇った華やかな北大西洋横断航路豪華客船に投入された 当時最新鋭技術、正確さ、そして力強い美しさに投影させて、レマン湖を臨む邸宅オテル・デ・ゾービーブ (the Hotel des Eaux-Vives)を、一夜限り往年豪華客船一等食堂ように模様替えして、110周年を 寿ぎました。

ブランドアンバサダーヒュー・ジャックマン、シャルロット・カシラギ、そしてブランドフレンド ピエール・ニネが華を添え、華麗な横断航海ディナーさながらに華やかな一夜となりました。 ヒュー・ジャックマンがミッドナイトブルースーツにコーディネイトしている、「モンブラン タイムウォーカー エグゾトゥールビヨン ミヌート クロノグラフ」。チタンなど新素材を多用した黒と赤精悍なエクステリア中に、 モンブラン誇る時計製造技術で開発された特許取得トゥールビヨンに複雑機構クロノグラフをダブルで 搭載したスイスウォッチメイキング粋を感じさせる逸品です。片や、シャルロット・カシラギ、レッドゴールドに ダイヤモンドを散りばめた豪華さ中に、複雑時計花形テクニックひとつであるパーペチュアルカレンダーを 搭載した「モンブラン ボエム パーペチュアルカレンダー」を着用。

どちらも、才色兼備なふたりにぴったりなチョイス です。
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・ジャックマン着用時計:予価39,500ユーロ 6月発売予定
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・カシラギ着用時計:2,705,000円(税抜価格)発売中

(問)モンブラン コンタクトセンター
0120-39-4810
www.montblanc.com
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by ism-watch | 2016-01-19 11:47 | モンブラン

第24回モンブラン国際文化賞授賞式:熊川哲也氏が受賞

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このほど増上寺 光摂殿 (東京都港区芝公園)で、第24回モンブラン国際文化賞授賞式が行われ、熊川哲也氏に同賞が授与。デヴィ・スカルノ夫人、友人でもある東儀秀樹氏、マキシム・アラール氏(モンブランジャパンCEO)が登壇して祝辞を述べました。2009年度、同賞受賞者であるコシノジュンコ氏もお祝いに駆けつけた。ダンス:K-BALLET YOUTH

世界の「アートパトロン」を讃える伝統のアワード
アーティストや演奏家の功績・業績を称える国際的な賞は少なくありませんが、「モンブラン国際文化賞」は、彼らへの揺ぎない支援を通じて芸術の発展に寄与している個人の活動を称える世界でもユニークな賞です。
1992年にモンブラン文化財団によって創設された同賞は、毎年、芸術および文化の発展・繁栄のために無私無欲で惜しみない支援活動をしている現代のアートパトロンへ、その傑出した功績を称える証として授与されます。24回目を迎える2015年のモンブラン国際文化賞は、世界11か国11名―中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、韓国、メキシコ、スペイン、英国、米国そしてスイス―の現代のアートパトロンへ授与されます。
同賞は、創設以来これまでに、英国皇太子殿下、英国出身の指揮者であるサー・サイモン・ラトル氏、フランスのファッションデザイナーであるアニエスベー氏、イタリアを代表する建築家レンゾ・ピアノ氏、そして日本では、アーティストのオノ・ヨーコ氏、歌舞伎俳優の市川猿翁氏、指揮者の小澤征爾氏をはじめとする高名な方々に贈られてきました。受賞者は、芸術に対するこれまでの個人的支援活動の実績、「より広範な人々が、文化的プロジェクトの恩恵に与るべきである」というパトロンとしての意識の高さなどを基準に、選抜候補者リストの中から選ばれます。選考にあたるのは、モンブラン文化財団が世界中から召集した、芸術への影響力が大きい世界で最もクリエイティブな人物から構成される審査員団です。2015年の日本から審査員に選ばれたのは、デザイナーの佐藤可士和氏、映画監督の河瀨直美氏のおふたりです。


熊川哲也氏は、日本を代表するクラシックダンサーの一人で今もなおその地位を保ち続けていますが、日本におけるクラシックバレエの伝統向上へのほぼ20年に及ぶ献身が認められて2015年の受賞候補者に選ばれました。中でも、将来を嘱望されるダンサーのために本式の専門バレエ団や適切な専門トレーニングを提供してきた貢献振りが特筆されます。ロンドンのロイヤル・バレエ団のトップスターだった熊川氏は、1998年に同バレエ団を退団し、母国でバレエ芸術を普及・発展させたいという考えから日本に帰国しました。既存のバレエ団で彼の基準にわずかでも見合う所がどこにもないことにすぐ気付いた熊川氏は、独自の「Kバレエカンパニー」を立ち上げるという思い切った行動に打って出ました。短期的に彼が目指したのは、日本の一般大衆に最高クラスのクラシックバレエを提供することでした。凱旋帰国の英雄として迎えられた熊川氏は、主役ダンサー、教師、芸術監督としての役割を同時に担いました。新しいKバレエは世に認められて広まり、日本バレエに対する広範な関心を育んできました。さらに急を要する課題は、日本におけるダンス教育の現状でした。バレエスクールには規格はなく、またバレエ教師においても特別な資格を持たずとも誰でも教室を開けてしまえるような状態にありました。2003年、熊川氏は、自らの経験に
基づき、指導に当たる教師には資格取得を義務づけ、確固たるカリキュラムを取り入れた、Kバレエスクールの開校を実現しました。それ以降、Kバレエスクールは、今や国際的に活躍する数多くの才能に溢れたダンサーを輩出しています。現在、クラシックバレエは未だかつてないほど日本で健全な状況にあり、目が高い多くの観衆を魅了しています。今や日本人ダンサーは世界有数の最高トレーニングを受けられる恩恵に預かり、同僚たる世界中のプロダンサーたちから尊敬の念を集めています。日本は、この点に関して熊川哲也氏に感謝すべきでしょう。


・モンブランジャパン CEO マキシム・アラールのスピーチ
私たちモンブランは、100年以上にわたって、色あせない価値と洗練されたクラフツマンシップの伝統をはぐくんでまいりました。私たちのデザイン、スタイル、品質、そして職人わざに対する妥協を許さない鉄則があってこそ、世代から世代へと代々受け継がれるコレクションを綿々と作り続けることを実現しているのです。
みなさま良くご存じのモンブランのブランドシンボルマークは、卓越性のあかしです。モンブランのラグジュアリーな筆記具、腕時計、レザー製品、アクセサリー、香水、そしてサングラスにつけられたシンボルマークは、最高峰であることを示しているのです。そしてモンブランは、文化芸術の分野においても、最高峰の価値を持つものを奨励し続けることを約束しています。モンブランのルーツは筆記文化にあります。
したがって、文化芸術への貢献に対する特別な思い入れがあります。我々は、様々な国際的な文化芸術活動を通して、現代の文化的生活を支えることに寄与しています。我々モンブラン自身も、文化史にささやかな足跡を書き残しているのです。芸術家や表現者たちの功績を讃えるアワードは数多く世界に存在します。しかしモンブラン国際文化賞は大変めずらしいアワードです。芸術家たちへのスポットライトの影で、芸術家たちへの揺るぎない支援を通して文化芸術の発展に力を尽くしている人物に光を当てたアワードなのです。1992年、モンブラン文化財団によって創設され、年に一度開催されるこのアワードは、今を生きる「パトロン」たちの注目すべき成果を讃えています。地道な努力と献身的なはたらきによって、芸術家たちを成功に導く人物を讃えているのです。2015年、モンブラン国際文化賞は、中国、フランス、イタリア、日本、韓国、メキシコ、スペイン、英国、アメリカ、そして今年初めてスイスで開催されます。11人のアートパトロンたちが、過去の受賞者の格式高いリストに加わることになるのです。過去の受賞者には、英国皇太子殿下、イタリアの建築家であるレンツォ・ピアーノ氏、そして日本ではオノ・ヨーコさんや歌舞伎役者の市川猿翁(えんおう)、世界的指揮者の小澤征爾さんの名があります。受賞者は、各国の芸術界の影響力のある重鎮たちからなる審査員団によって選ばれます。2015年、日本からは、佐藤可士和(さとうかしわ)さん、河瀬直美(かわせなおみ)さんに審査に加わっていただきました。おふたりに感謝の意を表させていただきます。日本の受賞者である熊川哲也さんは、日本を代表するクラシックバレエダンサーであり続けていますが、日本におけるクラシックバレエの発展に15年にわたる尽力に対して、モンブラン国際文化賞が贈られます。未来を夢見るダンサーのためにプロフェッショナルなバレエ団を創立し、専門訓練の場を与えていることは特筆に値します。

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・デヴィ夫人のスピーチ
熊川さんおめでとうございます。
私は欧州に15年住んでおりましたが、そこで学んだことは、中世は王様がパトロンだったということです。パレスに置かれる貴重品、絵画、時計いろいろなものを作る職人や、お城を建てて、そこの劇場の俳優、作曲家、ダンザー、さらに絵画や彫刻を作る人を囲って、王様が彼らの衣食住を保証していました。
宗教家もそうです。大聖堂を立てる際の絵画や彫刻を作る人々が宗教家によって育てられておりました。
日本でもお城を建てる際の調度品もそうですし、お寺や神社も見れば同じことですね。今、資本主義世界では、高名を馳せるには宣伝と莫大な費用が掛かります。そんな中で、そんな努力をしている人々に、モンブランというプレステージャスなブランドの文化財団が、功績を残された人々を讃え、文化芸術の発展に寄与していることは素晴らしいことだと思います。




・熊川哲也氏の受賞のことば
1999年にKバレエカンパニーを設立し、今まで活動させていただきましたけれども、当時日本のバレエ界は、やはり習い事としてのバレエというのが浸透していた時代だったのですが、その習い事の延長線上で本当はあるべきバレエカンパニー、本当の真の意味でのバレエカンパニーというのは、ダンサーがファイナンシャル的にも苦労せずに、踊りだけ一本で生計を立てられるということが、本当のプロフェッショナルな環境の場ではないのかなと、自分の経験から思いますし、Kバレエ団を立ち上げ、年間公演を50回から60回続けてきましたけれども、その中でダンサーのプロフェッショナルな意識やプロフェッショナリズムが15年のなかでそういったものが微力ながら育ってきたのかなと今振り返ると思います。団体の活動が軌道に乗りまして、日本でお客様がたくさん増え、幸せにも続けさせてもらってますけれども、そのなかで大切なことはカンパニーを継承していく次世代のダンサーたち、その子供達への教育の場を、自分がみて良いと思うものをみなさんに提供したいと思い、10年前にKバレエスクールを立ち上げまして、着実にその成果がでているのではないかなと思います。ただ、Kバレエスクールで教えていくにあたり壁にぶち当たったのは、日本のバレエ文化というのはコンクール文化なんですね。言って見れば踊る場所がない、自分の自己表現をする場所がない、もっというならばフルセットとフルオーケストラと踊る機会があまりありません。ですから日本のバレエダンサーの子供たちは、コンクールに出ます、現在世界に比べて日本では、非常に数多くのコンクールが催されてますが、コンクールのデメリットというのは、点数稼ぎです。ひとつの失敗が、賞を取るとか取らないとか、争いごとになってしまう。それはそれで、多くのコンクールを経験することができますので、他のダンサーたちのレベルを知ることだったりとか、自分たちのスキルアップだったりとか、そういったものは大事なことではあるのですが、プロのダンサーというのは、テクニックではありません。やはりそこは心情、表現。言葉のない世界ですから、いかに自分が感情表現をできるか、点数を求めるがゆえにテクニックが優先的になり、感情がなかなかでない。しかも言葉がない世界ですから、さらに自己満足になってしまうテクニックダンサーが増えてきているという僕の見解があります。そこで、これではいけないということで、コンクールはひとつの例としてはいいけど、そればかりになってはいけないということで、そのためには、世界のバレエカンパニーに入る前に、フルオーケストラで、フルセットの満場の劇場で、踊る経験をさせることが、感情を表現させることに一番近いのかなと思います。子供たちの本番はDAY1からはじまっていて、役への理解とか、本番に向けての体の調整とか、すべてがプロのダンサーと同じ環境で学べるという状況をつくりたく、3 年前にK - B A L L E T Y O U T H を設立しました。1 回目の公演は「白鳥の湖」という、チャイコフスキーが書いていなければ、バレエ界の進展はおそくなっていただろうというバレエの代名詞である作品を、こどもたちはフルオーケストラのなかで踊る、恵まれた機会を与えることができました。子供たちが全員ダンサーとして成功するとは限りませんが、バレエに打ち込んだ経験はほかの道に進んでも活かせると信じています。



・東儀秀樹氏の祝辞
熊川君おめでとうございます。20年前にコラボレーションをしたのがきっかけで親友になりましたね。価値観とか思い入れとかに共感できる数少ない友達です。日本人が芸術分野で世界に名を馳せるには、2つの方法があります。ひとつは日本の伝統文化を背負っていくこと。これは、外国人の興味を引くしわかりやすい方法です。
もうひとつは、外国人がやってきたことを日本人がやること。そこで名を馳せようとすると、外国人以上のことをやらねばならない。大変なことです。その見本がまさにこの熊川哲也です。外国人も手の届かない、ドキドキするわくわくすることをやって、「参った!」と言わせてしまう日本人です。唯一無二の人になっていくのを観ていて、なにかすがすがしくて、日本の誇りであり、世界の財産であると思います。とはいえ、日本人のクラシックに対する
理解度はまだまだ・・だと思います。ちょっとクラシックなことをかじる程度にやっている人を崇め奉りすぎる。
技術を継承することは出来るが、「本質」を継承することはなかなかできていないのではないかと・・・。熊川君が言っていたように、テクニック技術優先、あるいはやっているだけで、賛辞や賞が集まる傾向にある。だからこそ、今、熊川君がこの賞を取ったことを皆さんに知ってもらい、「なるほど熊川は特別だ」とわかってほしい。
「いいもの」を見たとき、人間はショックを受けます。それを証明しているのが熊川君。世界の財産です。技術はもちろんですが、なにが一番いいものなのか、どのバランスが一番いいのか、熊川君は黄金律を体と直感でわかっている・・・。熊川君と僕ぐらいかなー。今後が楽しみでわくわくします。これからも友達でいてください。

なにかお返しの言葉はないの?
・熊川氏の返礼
日本文化にどっぷりの東儀さんと、西洋文化をかじっている僕ですが、古典という大きなカテゴリーの中で、相通じるものを感じています。僕は、音楽や楽器に分身としての自分を残すことが出来る東儀さんがうらやましい。
ダンサーは一瞬に生きている。ゲーテは本で生き残り、チャイコフスキーは楽譜で後世に生き残る。ダンサーは一瞬なんです。一瞬に生きています。東儀さんは、今後も分身を作ってください。

・東儀氏の返礼
僕は作曲するから自分を残せるけど、実は一瞬で消え行く音を出す演奏が一番好きです。ダンサーと同じです。だからこそ、その瞬間に100%愛おしさを感じる。そのよろこびをアーティストは優先すべき。共感できますよ。オンもオフも共感できる大事な仲間です。本当におめでとう。

(問)モンブランコンタクトセンター
0120-39-4810
www.montblanc.com
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by ism-watch | 2015-08-18 13:19 | モンブラン

オーセンティックなモンブランのニューモデル

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写真はケース39mmモデル。2013年5月発売予定。価格29万9.250円
<ケース径26mmモデルは価格28万6.650円 発売時期同上>




モンブランウォッチコレクションの中核を成しているのは、独創性に溢れた旗艦コレクションであるニコラ・リューセック、カッティングエッジなイメージのタイムウォーカー、そして、最もオーセンティックな実用モデルであるスターの3シリーズ。

その中でも、最も早く生まれたスターコレクションは、知識層の教養と文化の代名詞として長い歴史を持つモンブランのブランドDNAを忠実に引き継ぐ使命を与えられています。控えめで飽きの来ないグッドデザインを纏い、伝統に裏打ちされたクラフツマンシップによって命を吹き込まれるこのコレクションは、世界中のビジネスマンたちのスーツの手元飾るにふさわしい品格をそなえ、彼らの活躍と成功を静かに見守っています。

2 0 13年、スターコレクションのエッセンスを凝縮させた待望の新作が登場しました。このコレクションに求められるエレメント―余計なものを削ぎ落とした潔さ、モダンさを加味したクラシックで端正なルックス、そして、ビジネスシーンやフォーマルな場に耐えうるさりげない洗練---。
こうしたすべて満たしたのがスターデイトオートマティックです。ベーシックな3針で表示される現在時刻
(時・分・秒)の他は3時位置のデイト表示のみ。立体的なギヨーシェを施した白いダイヤルと黒いローマ数字のインデックスは、ビジネスウェアに映えるブルーの針と相まって、歯切れの良いコントラストを醸し出し、身に着ける人の知性を想像させます。デイト表示のトラページ型の窓や滑らかな流線を持つラグが、コンテンポラリーなアクセントとなっています。39㎜モデルのほか、スーツの袖口に心地よく収まる36㎜モデルも登場。高い地位と重い責任を持つビジネスマンの毎日をサポートするソーシャライズウォッチの決定版です。

(問)モンブラン銀座本店
TEL 03-5568-8881
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by ism-watch | 2013-04-12 22:10 | モンブラン

モンブラン 「コレクション ヴィルレ 1858」の実力

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スイスの往年の超絶クロノグラフ・ムーブメントを搭載するモンブラン「ヴィンテージ・パルソグラフ」。この世界限定58本という希少モデルと国内で遭遇する機会がありました。

1858年に創立され、2008年以降モンブランの傘下にあるスイス・ヴィルレを本拠とする時計のマニュファクチュール、ミネルバは、世界的に名高いクロノグラフ専門メーカーとして君臨。生産されたムーブメント、ほかのビッグメゾンにも供給してきました。

こうした往年の時代を想起させるような新作「ヴィンテージ・パルソグラフ」のエナメル製ダイヤルには、当時医師の間で特に人気の高かったパルス・メーター(心拍数・脈拍数を計るための目盛り)付き。ケース径39mmという、一般的な日本人男性の手首にもよくなじむサイズにも注目です。「コレクション ヴィルレ 1858」シリーズの中で、ケース径が40mm未満のクロノ
グラフは、本作が初めてとなります。その意図としては、小規模ながら精鋭職人が集まるマニュファクチュールであり、現在もムーブメント製造の大部分が、スイスの時計作りにおける伝統的な製造技術に従い手作業で行われていることを伝えるためとされています。

新作クロノグラフには、モノプッシャー・ムーブメント(キャリバーMBM13.21)が搭載されています。直径は僅か29.5mm(13 リーニュ)。コラムホイール制御や水平ホイール・カップリングを備え
る、モノプッシャー(シングルボタン)構造であるこのムーブメントは、三段階式制御(スタート・ストップ・リセット)。

つまり、最初にボタンを押すと、クロノグラフ機能が起動。2回目のボタン操作でクロノグラフ針が止まり、3度目のボタン操作で針はゼロ・ポジションに戻る。ケース背面はサファイア・クリスタルのシースルーバック仕様となっているため、クロノグラフのボタンを押した時のムーブメントの動きを楽しむことができます。

モノプッシャー操作により、手作業で優美に装飾されたコンポーネントから成る制御メカニズムが起動する仕組みになっています。レバーやゼンマイはすべて、平面は光沢磨き上げ仕様、サイドはサテン仕上げ。また、端面については、手作業により面取りされています。

ボタン操作による指示に対して最も円滑かつ信頼性の高いトリガーリングを保証するために、手作業で個々に調整されます。

ムーブメントの他のすべてのコンポーネントも、同様にハイクオリティな仕上げになっており、プレートやブリッジは、ロジウムプレート仕上げのニッケル・シルバーでできており、ブリッジには手作業で磨き上げられたベベルやクラシカルな「ジュネーブ・ウェーブ」の装飾が施されています。ムーブメントのシャーシのペールシルバーグレーは、レッドジェムストーンのベアリングや大型のテンプと美しいコントラストをなしています。周縁にアジャスタ・スクリュー・ネジのあるテンプは、古典的なペース(2.5Hz)で振動します。

これは、毎時18,000回の振動数に相当し、労力を要する精密な調整が必要になりますが、その甲斐あって約5分の1秒単位での経過時間の測定が容易になります。

ムーブメントに動力を供給する比較的大きいバレル(香箱)の内表面には、環状の木目模様が見られます。この点からもわかるように、クロノグラフ・キャリバーMBM 13.21ムーブメントは、目に見えない部分にも
惜しげもなく装飾が施されています。

「時計の顔」ともいえるダイヤルは、「コレクション ヴィルレ 1858」シリーズの他のモデル同様に、ソリッド・ゴールドでできています。本作は摂氏850度で焼成されるグラン・フー・エナメル・コーティングされており、文字盤の数字や目盛りと完璧なコントラストをなしています。レッドゴールド・モデルは、ブラックカラーのダイヤルにホワイトカラーのマーキング(数字・目盛り)、ご覧のホワイトゴールド・モデルの場合にはホワイトのダイヤルにブラックのマーキングが特徴になっています。エナメル焼成はベテラン技術者が行うのですが、少しの油断で亀裂が入るなど歩留まりがよくありません。そのかわり完成品は、数十年を経ても褪せることがない、輝きを放ち続けます。

また、ストラップは手縫いで、大きな鱗模様のあるワニ革製。ソリッド・ゴールド製の又付きバックルを開閉させて装着します。ホワイトゴールド・モデル(本作)は、ブラックのレザーストラップとホワイトゴールド製のクラスプ、レッドゴールド・モデルはブラウンのレザーバンドとレッドゴールド製のバックルという組み合わせになっています。各モデルとも、生産本数は58本に限定されます。この生産本数は、マニュファクチュールの創立年(1858年)に由来しています。


モンブラン
「コレクション ヴィルレ 1858」 「ヴィンテージ・パルソグラフ」

マニュファクチュール・キャリバーMB M13-21。手巻き式(クロノグラフ機構、スモール・セコンド)。モノプッシャータイプ(コラムホイール式、水平カップリング) 。ムーブメントの直径29.5mm、厚み6.4 mm。部
品数 239個。 22石 (半球型で反りのあるオリーブカット)。パワーリザーブ60時間。スクリューテンプ(O 11.4 mm; 26 mgcm2)。毎時/18,000回 (2.5 Hertz)。ゼンマイ
はフィリップス・ターミナル・カーブ。ロジウム・プレート仕上げのニッケル・シルバー(両面に環状の木目模様の加飾入り)。

18Kホワイトゴールド・ケース。サファイア・クリスタル製のドーム型風防。スクリューバック(ねじ込み式裏蓋、透明なサファイア・クリスタルを使用)。ケース直径39 mm。厚み12.03 mm。3気圧防水(30メート
ル)。クラウン(リューズ)。モンブランのエンブレム(マザー・オブ・パール製)の装飾入り。生産本数は、それぞれ58本限定。
価格:¥4,410,000(税込)

(問)モンブランGBU ジャパン
℡.03-5214-4810
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by ism-watch | 2011-08-31 22:03 | モンブラン

モンブラン工房で感極まる

万年筆で世界的名声を誇るモンブランは、時計のマニュファクチュール(自社一貫生産)を進めています。

きょうは、ジュラ山脈の渓谷にある小さな村、ヴィルレのモンブランの工房を訪れました。

モンブランの工房ですから大工場をイメージされる方もいるかも知れません。が、元は名門ミネルヴァのムーブメント工房で、いにしえからの技術、工具、技術者の血筋などを継承。総勢37人の小さな、けれども広大無辺の力を有する工房です。

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オリジナルトゥールビヨンの開発から組み上げまでおこなうこちらではなんと、ヒゲゼンマイまで作っています。時計に詳しい方ならわかりますが、通常考えられないことです。ほかの大メーカーはほぼ、膨大なコストがかかり、作ることも難しいこのパーツはサプライヤーから購入してます。自社で作っているのはパテック.フィリップやロレックスなどほんの一握りです。


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ご覧の機械で素材に緩くテンションをかけながら、ゆっくり、気が遠くなるほどゆっくり、ベース素材を作り、さらに緩く逆テンションをかけて素材をストレスから開放します。

四本を同時に一人の女性がピンセットで一つのゼンマイに組み上げます。

完成品を今度は、大ベテランの女性が、手作業でバランスを取ります。繊細で気が遠くなる作業。スイスでも既に、この技術継承者はごく少数です。

歩留まり、コストといった視点から、ビッグブランドであるモンブランが、なぜここまでやるのか。
打ち震えるほどの感動をおぼえました。

恐るべしモンブラン。
モンブラン、恐るべし。
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by ism-watch | 2011-01-21 09:03 | モンブラン

松田朗
フリージャーナリスト
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