チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35とクォータリピーター
ボストン交響楽団との共演の際に「タングルウッドの奇跡」を起こした五嶋みどり氏の演奏をよく聴いています。
飛行機や車での移動中にもよく。外ではiphoneで。張り詰め感の後の解放感は、自然への称賛を高め、精神をニュートラルに戻してもくれます。
このコンチェルトはチャイコフスキーがモスクワの鉄道王、メック未亡人から、資金援助を受けるようになった翌年に作曲されたもの。チャイコフスキーはスイス・ジュネーブの湖畔で静養し、創作意欲に溢れた時期。チャイコフスキーとパトロン。この2人は生涯会うことはなく、文通だけの間柄とされます。
そんなチャイコフスキーが愛用した時計と言えば、パテック フィリップNo 47 665(クォーター・リピーター。竜頭巻上げ式懐中時計)が有名です。1877年に製造された品ゆえ、ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35を創造するチャイコフスキーの傍らには、このパテック フィリップがあったのではないか、、、、、、、
さらには、メック夫人が贈ったのではないか、、、、、、、、
といったようなことをよく、空想をしてしまいます。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/ショスタコーヴィッチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
五嶋みどり〜